ゲームマーケット2020秋にHELLO DIGITALで初出展してみた【制作実績】

ゲームマーケット2020秋にHELLO DIGITALで初出展してみた【制作実績】

お世話になります。
ディレクター兼デザイナーの“ななつ”です。

1ヶ月以上ブログの更新が滞ってしまい、誠に申し訳ございません……!
まさかの開幕謝罪となりましたが、実はよんどころなき事情により、めちゃくちゃ慌ただしく動いておりました。

ご存じの方もそうでない方もいらっしゃると思いますが、国内最大規模のアナログゲームイベントゲームマーケットに個人サークルとして出展してきました。ぐったりです。

今回は“ななつ”の制作実績として、イベント出展にまつわるディスプレイやツール類のご紹介をできればと思います。
僭越ながら、お時間いただけますと幸いです。

あ。ちなみに出展にあたって持ち込んだ作品は、こちらの記事でも紹介しております。ご興味をお持ちいただけた方はご一緒にどうでしょうか。

ゲームマーケットとは

通称ゲムマと呼ばれる、アナログゲームの同人即売会イベントですね。
ボードゲームやカードゲーム、ゲームブックなどの電源を使用せずに楽しめるオリジナルゲームを持ち寄り、参加者や来場者に向けて販売するお祭りです。コミケのゲーム版、といえば伝わりやすいですかね?

そんなゲムマも今年で20周年だそうです。すごい。
年々参加者が増えている傾向にあり、アナログゲームの盛り上がりを感じますね。すごい。

ちなみに私は今回のゲームマーケット2020秋が初出展でした。
2020春は新型コロナウィルスの影響で開催自粛となってしまいましたので……。

イベント自体にご興味をお持ちの方は、ぜひ公式サイトを確認してみてください。面白そうなゲームがたくさんありますよ?

ゲームマーケット公式サイトはこちら

サークルブース

ゲムマ自体は、いわゆる長机を会場に並べて、各々がお客様を呼び込むスタイルのイベントですので、自分のブース装飾は大事なポイントだと思います。目に留まることが重要です。

今回は持ち込む作品が1つだけでしたので、ゲーム自体の世界観を全面に押し出すよう設計しました。

ゲームマーケット2020秋、HELLO DIGITALのブースレイアウトイメージ

そうして出来上がった実物がこちら。

ゲームマーケット2020秋、HELLO DIGITALのブース写真

それなりに仕上がった気がします。

会場では様々なサークル様が立ち並びますので、その中でもひと目で気になる何かを仕込むべきだと考え、ネットリテラシーというキーワードが飛び込んでくるようにしています。

ある程度集客効果もあったように感じますが、特に顕著だったのは、お立ち寄りいただけなかったお客様でも「ネットリテラシーだって(笑)」とほんの一時でもその場の話題にしていただいたことが多かった印象です。

認知度向上的には、良かったかもしれません。あとはその持続性が高まればベストですね。

制作物

実際のサークルブースを装飾するために、大小様々なツール類も制作しております。

細かいものが続きますが、よろしければもう少しお付き合いくださいませ。

A1ポスター

サークルブースの項目でもお話したとおり、目に留まるサイズの大きい告知物が必要かと思い、制作しました。

ゲームマーケット2020秋、HELLO DIGITALのA1ポスター

正直、もっと大きいサイズのものでもよかったかもしれません。
掲示物の高さ制限がありましたので、ターポリンの看板などが理想かもですね。

会場内を回遊するお客様の目線に飛び込むよう掲示するものですので、デザインの精度よりはキャッチコピーを重要視しています。

あなたのネットリテラシー、不足していませんか?

昨今のネット情勢もあり、割と引っかかりを覚えるコピーかな、と思っています。
個人的には自信を持って「そんなことない!」と言えるか不安です。

A4フライヤー

集める人は意外と集めているA4フライヤー
ちなみに私も目についたものは片っ端から手にとっていくタイプです。

ゲームマーケット2020秋、HELLO DIGITALのA4フライヤー、チラシ

実は今回のイベント出展自体、利益目的のみで参加したわけではありません。もちろん売れたら万々歳です。

ゲムマ初出展のしがないサークルでしたので、まずは認知度向上を目指そう! といった大目的があり、これらのツール類は広告宣伝費としての初期投資だと考えていました。

ですので、とにかく配りまくれ! を合言葉にして、ひたすら配りました。

何よりイベント会場にフライヤーの束を持ち込んだ際に、これを持って帰るなんてとんでもない!(重さ的に)という焦りが心を支配していたと思います。紙ってえぐい重いですよね。

巻三つ折りパンフレット

次はサークルブースに立ち寄っていただいたお客様にお渡しするパンフレットです。

ゲームマーケット2020秋、HELLO DIGITAL巻三つ折りパンフレット

A4フライヤーだけでは集客力や認知度向上には弱いと考え、もう少しアップグレードされたツールが欲しいと思い、別途制作したものですね。

元々はブース内でのコミュニケーションツールの1つとして作成しましたが、早い段階でフライヤーと一緒にガンガン配りました。

ペライチのフライヤーよりも多少手が込んでいる印象があるからでしょうか、パンフの減りはかなり早かった気がします。作ってよかった。

ちなみに、こちらのパンフレットはイベント終了後にも転用できるように制作しています。
今思えば、A1ポスターも表記を工夫すれば転用できたはず……なぜ気づかなかった……。

告知パネル

パンフレットの無料配布を告知するために作成したA4パネルです。
これ、一番の反省点かもしれません。

ゲームマーケット2020秋、HELLO DIGITALの告知パネル

様々なサークル様のブースを横目で移動しながら、ひと目で情報を取捨選択していく状況の中で、A4は小さすぎました。大きいは正義です。

実際、こちらから「良ければパンフお持ち下さい!」とお声がけすると、かなりの人数にパンフを手にとっていただけました。無料配布の認知度が低い可能性もあります。

ですので「ご自由にお持ちください」はもっと大きく目立つべきです。そして実物を手に取りやすい位置に置くべきですね。反省。

商品ディスプレイ

いわゆる什器と呼ばれるものですが、これは用意して正解でした。
今回は組み立て式のディスプレイを購入し、自作のTOPボードを貼り付けています。

ゲームマーケット2020秋、HELLO DIGITALの商品ディスプレイ、TOPボード

机に商品を平置き、よりも高さが出ますので、目に留まる可能性は高くなります。
商品ディスプレイはあくまで会場のお客様目線(物理)を基準に考える必要があると思います。

ちなみに私が購入したのは株式会社ササガワ様組立式傾斜かざり棚 BIGです。
お値段もお安く、耐久性も悪くないので、かなりオススメです。

組立式傾斜かざり棚 BIGの詳細はこちら

強いていえば、トータルデザイントーンがダークだから色はっしょ! とろくに考えず購入しましたが……商品がダークトーンなので色はにすべきでしたね……。
商品本体が同化してしまい、目立っていない可能性がありました。反省2。

ブースクロス

イベント会場でよく長机に掛けてあるです。そうです、あれです。

ゲームマーケット2020秋、HELLO DIGITALのブースクロス

サークルブースの大半の面積を占める装飾品なので、可能な限り用意したほうがベターですね。

今回はゲームロゴのみを掲載したものを制作しましたが、もしかしたらお客様に自サークルの情報をいち早く届けることができるツールかもしれません。

あくまで体感の話になってしまいますが、ブースの前を横切るお客様の目線は、結構このクロスに向かっていたように感じます。

何もないよりはあったほうがいいっしょ。と思い、制作しましたが、今回の立役者かもしれませんね。

ちなみに、クロスの印刷は印刷通販@グラフィック様に発注しました。
クロス自体も洗濯・アイロン可ですので、一度作ってしまえばかなりの高コスパツールになると思います。

※「アイロンがけの際は必ず当て布をご使用ください。」と注意書きがあります。

ブースクロスの商品詳細はこちら

実物展示用ボード

今回作成したツールの中でも、とりわけ作成した自分を褒めてやりたい! と思ったツールです。

ゲームマーケット2020秋、HELLO DIGITALの実物展示用ボード

今回持ち込んだのはオリジナルカードゲームですので、お客様に対してゲームの遊び方を説明する必要があります。
その際、実際にプレイしてみせるのももちろん大切な手法ですが、短時間で詳細を伝えるためにゲーム終了時点のゴールイメージ実物で用意しました。

このボードを用いて説明していくのが意外と喋りやすく、見た目でもどんなゲームか理解してもらえるので良かった気がします。自分の説明の下手さは脇に置いておいて。

これがなければもっとボロボロになっていたことでしょう。
喋るのが上手くなりたいですね。本業はディレクターなんですけどね?

イベント会場用WEBCM

最後にご紹介するのは、イベント会場でライブ配信していたゲムマ公式番組内で放映するWEBCMになります。

30秒以内で自サークル・作品の紹介を行う、という内容で募集されていたので、慌てて制作しました。
こちらは直接見ていただいた方が話が早いですね。

いわゆるTVCMとは異なり、視聴者のユーザー属性はある程度限定され、かつアテンションを盛り込まなくても一定数視聴してくれる。という前提があると思ったので、割と内容を詰め込んでいます。

目を留まらせるよりも、内容への興味関心を掻き立てるほうが優先されると考えたので、情報過多路線で制作しました。

最後に

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。

“ななつ”の制作実績として、第二弾イベント出展にまつわるツール類のご紹介をさせていただきました。まさかの自主制作が続きました。

ゲームマーケットへの出展側としての参加は今回が初めてでしたが、参加してよかったと心から思えるくらい楽しかったです。
もしどこかでHELLO DIGITALと出会うことがありましたら、あーあれか。と優しく見守ってやってください。

今後も掲載可能な制作実績がありましたら、適宜ご紹介させていただく予定です。
どうか気長にお待ちいただけますと幸いです。

以上になります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

ななつ